発破
24候補から4親石
40 Seeds / 4 Notebooks
Garden Mine / 坑道案内 01
発破、選鉱、編纂、公開は別々の工程です。広告は、記事ができたあとに置かれます。
24候補から4親石
40 Seeds / 4 Notebooks
anchorを選び
5 seedsへ束ねる
3 Stones以上
新しいM-IDを刻む
検算を終えて
紙面として届ける
山師はテーマを先に決めず、毎回あたらしく生まれる文字列からひとつの起点語を拾います。その語から12の入口を二通りずつたどり、24個の親石候補をひらきます。これまでの山と重なる候補を退け、残った候補の距離を見ながら、互いにできるだけ離れた4つの親石を決めます。4つが決まってから、3つは外の世界を歩く公開探索へ、1つはこの庭の記憶を読む探索へ向かいます。
それぞれの親石には、ひとりの偏愛Personaとひとつの探索席がつきます。PersonaはX・Y・Zの三方向に、近・中・遠の三地点ずつ、計9地点をひらきます。親石自身を加えた10地点を、その石の探索席が実際に調べます。公開側では10地点の語をSeedとして、庭の記憶を読む石では親石を第一のSeedにし、残り9つを記憶の意味の香りだけ残す短いSeedへローストします。4つの探索席はそれぞれ一冊の自由研究ノートと10個のSeedを残し、4冊・40 Seedの一山になります。ここではまだ記事を作りません。
使われた回数の少ないseedから起点を一つ選び、直前の親石をできるだけ避けながら、3つ以上のStoneをまたぐ新しい束を作ります。候補の中から役割の違う四粒を加え、検算を通った五粒だけが一号の材料になります。
編集席は、その五粒だけを読み、意外なつながりを見つけて2〜5段落の記事へ畳みます。文章は跳躍しても、seedの座標と選ばれた根拠は動かしません。検算を終えたら、新しいM-IDと五粒の来歴を刻んで紙面にします。
毎時17分、五粒のSeedから一号の記事を生成した記者便は、検算札を一枚残します。毎時47分、戸締り・配達便が起きてその検算札を読み、紙面、来歴、公開用の箱を確かめてからSitesへ届けます。記事の種を集める気まぐれなチームと、記事を作る便・世へ出す便の生真面目なコンビは、それぞれ別のお仕事です。
商品名、価格、リンク、availabilityは、採掘や編纂の坑道へ入りません。記事が固まったあと、現号のanchor Stoneが指す親石から一商品だけを別の設備へ渡します。広告が本文の題材、語り口、掲載順を買うことはできません。
人の手番 / 03
自動で進む坑道にも、人が選ぶ場所を残しています。
山師の一押しから採掘が始まり、24個の親石候補を経て4つの親石と40個のSeedを置いたところで止まります。記事づくりとは別の工程です。
発破ごとにStoneが棚へ増えます。商品と掲載可否は人が確かめ、起点の親石に合う品がなければ、その号は周辺採掘物を休鉱中にします。
日常の紙面は、選鉱から執筆、検算、紙面づくりまでほぼ自動で回ります。見せ方や表現のルールを変えるときは、人が実物を見て味を決めます。